日比谷野音開催にあたって

昨年、2ndアルバム『HAGECORE』が完成した直後、
レーベルの人から「次の目標は何ですか?」と質問された。

「目標?」

今までクリトリック・リスで目標など掲げたことがなかった。
36歳の時、仕事の鬱憤晴らしやストレス発散のために始めたようなことが、
管理職だった仕事も辞め、いつの間にか、こちらが本業となっていた

音楽経験の乏しいハゲたパンイチのおっさん。

こういったケースは特殊で事例がないため、誰かみたいになりたいという憧れもなく、
これをやってみたいというイメージも沸いてこない。

だからこれまで、特に何も考えず、好き勝手に活動してきた。
1人なのでフットワークが軽いし、リハーサル・転換に時間がかからない。
大きな音が出せない環境でもOK! しかもギャラが安い(笑)。

年間200本以上のライブを行い、近年の野外フェス・サーキットイベントブームにより
クリトリック・リスは、いつの間にかサブステージのレギュラーとしてのポジションを確立していった。

けど、そこに居場所を求めている訳ではない。

決してサブステージのパフォーマンスを否定している訳ではなく、
あの一体感をそのままに、大きなメインステージをも沸かすことができる。
自信はあるけど、実績がほとんどなくオファーがこない。

過去、1番大きな会場で演った経験は
2009年、日比谷野大音楽堂。“ミドリ” ワンマンでのクロージングアクト。

あの規模を未だに越えることができていない。

来年2019年、私スギムは50歳になります。
日比谷野外大音楽堂に立って10年の年です。

オファーが無いなら、自分達でやるしかない。

2019年4月20日(土) 日比谷野外音楽堂
【クリトリック・リス 50th生誕ワンマン】

再びあのステージに立つことが実現します。
そこで観客を沸かすことが今の目標。

安全面などはプロに委託し、Do it yourself精神でやれる事は全部自分達でやろうと思います。
何百万というお金がかかりますが、家を担保にお金を借り、人生を懸けてやります。

クリトリック・リスの集大成をお見せします。
日比谷野外音楽堂の長い歴史の中でも、伝説の日となるでしょう。

2018.7.5
クリトリック・リス スギム

 

クリトリック・リス プロフィール

 

音楽経験のなかったサラリーマンが、
行きつけのバーの常連客達と酔った勢いでバンドを組む。
しかし初ライブ当日に他のメンバー全員がドタキャン。
やけくそになりリズムマシーンに合わせてパンツ一丁で行った即興ソロ・パフォーマンスが、
「笑えるけど泣ける」と話題となりソロ・ユニットとして活動を開始
過激なパフォーマンスでアンダーグラウンド・シーンの話題を集める
2016年には自身をモチーフとした映画「光と禿」で役者デビューし数々の賞を獲得。
2017年47歳にして奇跡のメジャー・デビュー。